田舎に暮し、野菜づくりと米作り、時々 株 ~リタイヤ親爺の農的暮らし20210227
▼野菜作りを教えてくれるおいちゃんが書いてくれることになったブログ▼
カラスやドバトに対する給餌は、フン害や騒音など近隣住民の迷惑になる行為として、県や市町村の条例で規制されているところもあります。
法令でに禁止されていなければ何も問題がないのかというとそうでもなさそうです。
最近では野鳥が媒介する感染症問題もあり、話はややこしくなります。
厳冬を迎える1・2月期、野鳥たちはどうやって餌を探し確保しているのでしょうか。
枇杷も山茶花も盛りを過ぎ、好物の蜜にありつけないメジロたちはどうしているのだろうと気になるところです。
そこで、餌やりです。
早速,家に帰って半分に切り、枝の切り口に刺しやすいよう穴を穿ち、庭先の柿とモミジの木にセットしました。
するとやってきたのがメジロです。いい姿です。
今では信じられないでしょうが、私が小学生だった昭和30年代の田舎では、メジロが大ブームになったことがあり、メジロの競鳴会(鳴き声の優劣を競う催し)も盛んでした。
大人はどんな基準で優劣をつけたのか知りませんが、我が悪童仲間の間ではチー チーとひと声で鳴くのはメス。ツヤチョンやツイリンとか二声で鳴くのがオスで「オスの勝ち」が定説でしたが、子供の間でのルールです。確かな根拠は知りません。
機会があればメジロの鳴き声に耳をすませ、2種類あるのを聞き分けてみてください。
当時の私にとっては大金(実際は2~30円、たまにもらう小遣いが5円から10円の時代です。私にとっては大金でした)をはたいて、近所の中学生のお兄さんから譲ってもらい、飼育したことは懐かしい思い出です。
何と当時は、どこの家にも鳥かごがあり、我が家にも父親か祖父手製の鳥かごがあったのです。小学生だった私は「エライ!昔の人。必要なものは自分で作っちゃうんだ」といたく感心したものです。
(現在では法律で捕獲も飼育も禁止されていますので、決してしないで下さい。念のため。)